【ネタバレあり!】トイ・ストーリー4の感想
こんばんは
KENTAです。
7/12に公開されたトイ・ストーリー4を観てきましたので感想を書いてみました。
僕は常に映画を見る前はレビューを見るべきではないと思ってます。
(レビューを書いておきながら・・・w)
今回も一切何も見ずに鑑賞してきました。
普段はネタバレしたくないのですが、思うことが多々ありましたので
今回はネタバレありのレビューを書いてみました!
まだ観ていない方は離脱してくださいw
全体的な評価は・・・
まず全体的な評価(個人的)としては、5段階評価で「3」です。
個人的な意見としては非常残念な気持ちになりました。
これは過去作のトイ・ストーリー1~3が大好きだからこそ、
これまでのキャラクターの気持ちを(ウッディやバズだけでなく、アンディの気持ちも)考えると、納得の行かない部分が多々あるからです。
もちろん自分の思っていたような結末にならなかったことを低評価としてしまうのは、それは個人的なエゴですが、それでも僕と同意見の方は多数いるのではないかと思います。
だからといって今回の作品を楽しめた人はトイ・ストーリー1~3が好きじゃないのかと問われれば、そんな事は全くありません。
感じ方は人それぞれですし、キャラクターの気持ちを考えれば考えるほど、納得行くのかもしれません。僕の理解が追いついていないだけかもしれません。
ただ、最初に僕が感じた感想としては、そこまで読み取ることが出来ず、映画が終わったあと、しばらく呆然としていたのは事実です。
納得がいかなかったからこそ、皆さんの感想をひたすら検索しいろいろな意見を読みました。「まぁ確かにそう言われれば、そうだよね」と納得できる回答もございました。
肯定派の意見と、僕の意見を交えつつ何が行けなかったのか、
逆にどこが良かったのか解説していきます!あまり長くならないように・・・
素直に良かったと思うところ
まずは良かったところから解説していきます。
この映画は良かったところもたくさんあります。
開始早々泣かされる
映画が始まるや否や、ボーと離れ離れになるシーンが始まり、
開始10分でいきなり泣かされましたwww
このシーンの直後にオープニングとして「君はともだち」が流れるんですが、「辛いことばかりでも君はくじけちゃだめだよ~♪」って歌詞がこのシーンにピッタリ当てはまり、(´;ω;`)ブワッ てなりましたねw
(今から考えると、開始10分で泣かされる映画なんて、これからどんないい映画になるのだろうと、期待値が限界突破していたのかもしれません。)
3で突如としていなくなっていたボーとの経緯が補完されていた点は、この映画を見てよかったなと素直に思いました。
ボーとの再会シーン
予告でもある通り、当然今回のヒロインはボーです。
シリーズを通してみている人は、このボーとの再開をどれだけ待ちわびていたことか!
ここでも感動させられました。これだけでもトイ・ストーリー4を観に行った甲斐はありました。
新キャラクターの魅力
今回の映画にも魅力的な新キャラクターがたくさん登場します。
フォーキー
個人的な意見ですが、僕はフォーキーはあまり好きじゃありませんw
この他にも魅力的な新キャラはいます。
デューク・カブーン
彼はスタントマンのおもちゃですが、かなり個性的な性格をしていますw
シリーズ通しても上位に来るくらい好きになりましたw
英語吹き替えはなんとキアヌ・リーブスらしいです!
ダッキー&バニー
彼らもかなりいいキャラしています。
劇中も何度か笑わされました。
まだまだたくさんいますが、このへんで。
涙もあれば笑いもしっかりある
先述した魅力的なキャラクターたちも加わり、劇中何度も笑わされました!
トイ・ストーリーでは毎度おなじみの他の映画のパロディも何度か含まれていて、映画好きにはたまらないのではないでしょうか^^
とまぁここまで良いところを書きましたが、ここからは悪かったなと思うところを解説します・・・
個人的に腑に落ちないところ
ここからは個人的に腑に落ちなかった部分を書きます。
おそらくみなさんと同じような意見で賛否が別れているのではないだろうかと思います。
既存キャラの出番が少ない
まずは1作目から活躍しているお馴染みのキャラクターの出番が少ないです。
今回から過去作の制作に関わっていた有名な人がいなくなっていたり、脚本家も変わっていたりと、色々と世代交代があった中、そういった意味も込めて既存キャラの露出を増やすよりも、新キャラの露出を増やしたかったのかもしれません。
あのウッディと肩を並べた二代主人公とも呼べるバズすらも、少なく感じました。
はっきり言ってそんな制作側の意図はこっちは知りません。
個人的には、これまで活躍してきたキャラの露出をもっと増やして欲しかったなあと思いました。過去作ではそれぞれ役割がありちょうどいい感じでみんな目立っていました。
ちょくちょくホラー
予告を見たことがある方はわかるかと思いますが、ちょくちょくホラー要素が含まれていますw
まぁ別に怖くはないですけど、苦手な方や小さなお子様には少し怖く感じるかもしれません。
一瞬チャイルドプレイかよとも思ってしまいましたw
設定がブレている
あるシーンでデュークカブーンが世紀の大ジャンプをするという一大イベントがあるのですが、前半のシーンで我らのバズ・ライトイヤーさんが、その大ジャンプをはるかに超える大ジャンプを軽くやってのけてますw
まぁバズはまた特別なのかもしれませんが^^;
また、おもちゃの暗黙のルールを破りかけているシーンがあります。
それはボニー家の車をやりたい放題操縦しだすところです。いくらなんでもやりすぎと感じてしまい、少し冷めてしまいました。
どことなくファインディング・ドリーを彷彿とさせるシーンだったのですが、調べてみると脚本家同じかい!って感じでしたw
ウッディの芯がブレている
ウッディには「おもちゃは子供のそばにいるのが役目」という絶対にぶれない芯がありました。
友達とケンカになっても、それだけは絶対に曲げられなかったのです。
しかし、今回の最後にその今まで積み上げてきたものが一瞬にして崩壊します。
完全にネタバレですが、ボーの元に留まってしまうのです。あれ?子供のそばにいるべきとずーーーっと言ってきたのに、そこで折れちゃうの?と思いました。
ウッディにとってボーは本当に心から愛しているおもちゃなのかもしれませんが、これまでの過去作を通して見ても、ウッディは愛よりも友情を優先する男だと僕個人的には思っていましたw
そんな男気ある魅力があるからこそ、ウッディはかっこいいし、人気なのではないでしょうか。
ただし、ウッディにもたくさんの葛藤があったのだと思います。
これに関しては色々な方の意見を見て理解できました。
逆に、ずっと意地を張って守ってきたことからこそ、ようやく解放されたんだと言われれば、ウッディも役割を終えたという意味で、お疲れ様と言えるかもしれません。
張り詰めてた感情から解き放たれたのです。自由を手に入れたのです。肩の荷を降ろし、ゆっくり休んでほしいとも思います。
しかし、ボニーがある日突然、ウッディがいないことに気がつき、寂しがったらどうでしょう?正直、ウッディはあのままボニーの元へ帰った方がカッコ良かったです。
それがまさに僕たちが期待する「ウッディ」のあるべき姿だと思います。
アンディの気持ち
最後に一番納得できなかったのが、アンディの気持ちを考えた時です。
アンディは本来、ウッディを大学へ、そのほかのおもちゃを屋根裏へしまおうとしていました。
しかし、ウッディのメモを見て、ボニーへおもちゃを譲ることにし、ウッディだけは最後の最後まで大学へ連れて行こうとしていましたが、箱の中になぜかウッディがいるのをボニーに見つけられ、アンディもまたボニーならと思いウッディを引き渡すことにしました。
100歩譲ってボニーがウッディと遊ばなくなったのは許せるとしましょう。
何故なら彼女はまだ子供です。仕方ありません。
1作目にいたシドのように逃げ出したくなるようなひどいことしましたか?
いいえしてません。もしかしたら数日後にはまた遊んでくれていたかもしれません。
しかしどうでしょう。
もしも、アンディがたまたま移動型遊園地へ行き、ボイスボックスも保安官バッチも失いボロボロのになったウッディを見つけたら。
靴の裏にはアンディとボニーの文字が書かれているはずなので、アンディは自分のだと気づくでしょう。その時アンディはどう思うでしょうか。
しかもそんなぼろぼろの状態になったのはボニーのせいではありません。ウッディ自らそうなったのです。
即ち、自らのわがままでボニーの元を去り、いずれウッディがいなくなったことに気づくであろうボニーを悲しませ、ボイスボックスも保安官バッジも自ら他人に譲り、ぼろぼろの状態になり、アンディがウッディを見つけた際は、アンディは”ボニーが捨てた”と感じる可能性があり、ダブルで悲しませることになるということです。
でもボニーは何も悪くないのです!
ちょっと遊ばない期間があっただけで、ボイスボックスをむしり取っていませんし、外に捨てたりなんかしていません。
アンディはボニーめ!とは思わないにしても(おそらくアンディは優しいので)
悲しくなりませんか?自分が大学へ連れて行ったらこんなことにはなっていなかったと思うでしょう。
もしかしたら、アンディにも子供が産まれ、ウッディはその子供と遊ぶようになり、最も幸せになれたのではないでしょうか。
ウッディの気持ちを考えると、この結末でよかったとおっしゃっている方もいますが、ウッディの気持ちを考えるからこそ、4は3で決意した、
”アンディと別れ、バスなど他友達と一緒にいることを選んだウッディの気持ち”
を踏みにじったとしか思えません。
本来、友達と離れてアンディと共に生きていく運命だったウッディでしたが、そのレールから外れ、友達とともに生きていくことを選択したトイ・ストーリー3。
でも結局4では友達と離れることになります。3の感動はいったい何だったんでしょうか?
僕は正直トイ・ストーリー4が上映されるとニュースで知ったときは、やめてくれと思いました。なぜなら、物語は終わるからこそ素晴らしいものができると思っています。だからこそ完結編と言われたトイ・ストーリー3は傑作となったのです。
一度これ以上ないくらいキレイに終わったはずの物語の続編が出るとなったら、やはり「えぇ・・・」と思いますよね?
でも、僕が子供のころにトイ・ストーリー1作目のCMを見てわくわくした気持ちを、今の子供たちにも体験してもらえるという意味では、制作側としては作る使命を感じたのかもしれないと思うようになり、受け入れることができました。
しかし、結果としては正直がっかりです。
ただし、過去作がもしなければ、この映画が続編ではなく単体の映画とするならば、結構いい評価になると思います!
それだけ過去にヒットした作品の続編というのはハードルが高いんだなぁとも感じたと同時に、色々な評価が飛び交うほど多くの人にこの作品は愛されているんだなぁと思いました。
評価はどうあれ皆さんも是非会場でご覧になってください!
いい映画と言えばいい映画です!どう感じるかです!w
僕はある意味もう一回見たい!何度も見て理解を深めたい・・・
ブルーレイが発売されたら、是非購入して、何度も見返して理解してみようと思います・・・w
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最後まで読んで頂きありがとうございました!!
KENTA
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